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理佳の魂

  • Author:理佳の魂
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    豪州・香港滞在後、中国・シンガポールで会社設立に携わる。
    TV・雑誌・新聞などで活躍する傍ら大学で講義も持つ。



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中国の乳業事情 メラミン混入
メラミン混入しなければならなかった中国の乳業事情と政府の矛盾した政策

乳業企業の利幅は年々低下しているが、内蒙古蒙牛乳業集団股份有限公司(蒙牛)、内蒙古伊利実業集団股份有限公司(伊利)、石家庄三鹿集団股份有限公司および光明乳業股份有限公司トップ4だけが利益をだしていた。これらの大乳業企業はNHKドキュメンタリーとして取り上げたこともあり、優良企業としても注目されていただけに国内外でもこのショックは隠せない。2004年にはすでに粉ミルクを飲んだ影響で頭部巨大化幼児が発生した。国内では大問題になっていたというのに中国政府はその後の対応がおろそかだった。このところの食料品の値上げや原材料高、原材料不足による食料品事情が、今後、あらゆる食品産業において起こりうる可能性がある。

特に乳業においての背景は以下のとおりである。
1) 牛乳消費の拡大 健康ブームの影響で年間10%消費拡大
2) 乳業は儲かるビジネスと1600社の企業に増加⇒限られた生乳をうばいあい酪農家の囲い込み⇒生乳不足で生産が追いつけない 
3) 原料高や原油高などに伴い製造コストがかかり商品を値上げしたいのに、政府のインフレ抑制政策のためできない、または値上がり率は少なく変更させられている
4) 牛乳の原料となる生乳の不足と値上げ幅が少なく利益ができないため生産量を増加、(数で勝負)するしかなかった。
5) 業界内ではメラミン混入は常識になっていた。

小学校の給食に牛乳が配られたり宅配サービスが始まり牛乳の消費量は年率10%を超える勢いがある。それにともない生産量も1割以上増加し中国は世界第3位の牛乳生産国になった。消費拡大を見込みこれから市場が拡大する乳業は儲かるビジネスと位置づけられ、1,600社まで乳業企業が増加した。しかしそれによって商品の種類が増え価格競争が激化、利益率が減少しているところに①乳業企業による酪農家の囲い込みの激化、②原料乳不足が深刻化により追い討ちをかけられた。「乳業産業では、加工企業が過当競争になっており、市場秩序が正常でない」と国務院が指摘していた。
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テーマ:なんて事だ?? - ジャンル:政治・経済

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